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遮熱塗料とは?特徴とメリット・デメリット

2026.02.11 (Wed) 更新


遮熱塗料とは?特徴とメリット・デメリットを徹底解説

皆さまこんにちは!ライトペイントです。

近年、夏の猛暑対策として注目を集めている「遮熱塗料」。

外壁塗装や屋根塗装を検討されているお客様からも、「遮熱塗料って本当に涼しくなるの?」「普通の塗料と何が違うの?」という質問をよくいただきます。

この記事では、遮熱塗料の特徴や仕組み、メリット・デメリット、そしてどんな住宅に向いているのかを詳しく解説します。


遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは、太陽光の赤外線(近赤外線)を反射することで、建物表面の温度上昇を抑える塗料のことです。

太陽光には以下の3つの成分があります。

  • 紫外線(約5%)

  • 可視光線(約45%)

  • 赤外線(約50%)

このうち、建物を熱くする主な原因は「赤外線」です。

遮熱塗料はこの赤外線を効率よく反射する特殊な顔料を含んでおり、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑える働きがあります。


遮熱塗料の仕組み

通常の塗料は、色によって太陽光を吸収します。特に黒や濃色は熱を吸収しやすく、屋根表面温度は夏場で60~80℃に達することもあります。

遮熱塗料は、高日射反射率塗料とも呼ばれ、赤外線を効率的に反射する特殊顔料が配合されています。

その結果:

  • 屋根表面温度が10~20℃程度低下

  • 室内温度が1~3℃程度低下

  • エアコン負荷の軽減

といった効果が期待できます。


遮熱塗料のメリット

① 屋根・外壁の表面温度を下げる

最大のメリットは、建物表面の温度上昇を抑えられることです。

特に金属屋根やスレート屋根は熱を吸収しやすいため、遮熱塗料の効果が分かりやすく現れます。表面温度が下がることで、建材自体の劣化抑制にもつながります。


② 室内温度の上昇を抑制

屋根からの熱の侵入を抑えることで、2階の室温上昇を軽減できます。

特に以下のような住宅では効果を実感しやすいです。

  • 2階がリビング

  • 天井裏の断熱材が少ない

  • 金属屋根

  • 直射日光を長時間受ける立地


③ 冷房費の節約

室温上昇が抑えられることで、エアコンの稼働時間が減少します。

その結果、電気代の削減が期待できます。

ただし、「電気代が半分になる」などの過度な期待は禁物です。

あくまで補助的な省エネ効果と考えるのが現実的です。


④ 屋根材の寿命延長

屋根材は熱による膨張・収縮を繰り返しています。

温度上昇が抑えられることで、材料へのダメージ軽減につながり、結果として寿命延長が期待できます。


⑤ 環境対策(ヒートアイランド対策)

遮熱塗料は、都市部のヒートアイランド現象対策としても活用されています。

屋根や外壁からの放熱を抑えることで、周囲の気温上昇を緩和する効果が期待されています。


遮熱塗料のデメリット

メリットが多い遮熱塗料ですが、もちろん注意点もあります。


① 冬は暖まりにくい

遮熱塗料は太陽光を反射するため、冬場は太陽熱の恩恵を受けにくくなります。

ただし、日本の住宅は断熱材が入っているため、体感差はそれほど大きくないケースが多いです。


② 費用がやや高い

一般塗料と比べると、遮熱塗料は材料費が高めです。

目安としては:

  • 通常シリコン塗料より1㎡あたり数百円~1,000円程度高い

ただし、長期的な省エネ効果や耐久性を考慮すると、コストパフォーマンスは決して悪くありません。


③ 色によって効果が異なる

遮熱効果は色によって差があります。

  • 白・淡色 → 反射率が高い

  • 黒・濃色 → 反射率が低め

最近は濃色でも遮熱性能を持つ塗料もありますが、淡色の方が効果は高い傾向があります。


④ 断熱とは違う

よく誤解されますが、遮熱塗料は「断熱塗料」とは別物です。

  • 遮熱 → 熱を反射する

  • 断熱 → 熱を伝えにくくする

そのため、外気温そのものを遮断するわけではありません。

あくまで日射対策です。


遮熱塗料が向いている住宅

次のような住宅には特におすすめです。

✔ 夏の2階がとにかく暑い

✔ 金属屋根を使用している

✔ 日当たりが非常に良い

✔ 光熱費を少しでも抑えたい

✔ 屋根の劣化を抑えたい

逆に、日陰が多い立地や、すでに高性能断熱住宅の場合は効果を感じにくいこともあります。


遮熱塗料の耐久性は?

遮熱塗料は、シリコン系・フッ素系・無機系など様々なグレードがあります。

耐久年数の目安:

  • シリコン遮熱塗料:約10~13年

  • フッ素遮熱塗料:約15~18年

  • 無機遮熱塗料:約18~20年

遮熱性能は経年で多少低下しますが、通常の塗膜性能(防水性・保護機能)は維持されます。


よくある質問

Q:本当に涼しくなりますか?

屋根表面温度は確実に下がります。

室内温度は住宅の断熱性能によって変わりますが、特に2階は効果を感じやすいです。


Q:外壁にも効果はありますか?

効果はありますが、屋根ほどではありません。

直射日光を受けやすい南面や西面には有効です。


Q:塗れば絶対に電気代は下がりますか?

生活スタイルやエアコンの使用状況によります。

「必ず下がる」とは断言できませんが、補助的な節電効果は期待できます。


まとめ

遮熱塗料は、

  • 太陽光の赤外線を反射

  • 屋根表面温度を大幅に低下

  • 室温上昇を軽減

  • 冷房負荷を軽減

  • 屋根材の寿命延長

といったメリットがある塗料です。

一方で、

  • 冬は暖まりにくい

  • 費用がやや高い

  • 色で効果差が出る

  • 断熱とは別物

というデメリットもあります。

大切なのは、「過度な期待をしないこと」と「住宅の条件に合った選択をすること」です。

特に夏場の暑さに悩んでいる方や、金属屋根の住宅には非常におすすめできる塗料です。

外壁塗装や屋根塗装をご検討中の方は、価格だけでなく、遮熱性能や耐久性も含めて総合的に判断することが重要です。

遮熱塗料が気になる方は、ぜひライトペイントに相談し、ご自宅に最適な塗料を選びましょう。

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