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ライトペイントの現場日誌・現場ブログ 記事一覧

2025.08.20 更新

基礎塗装 (基礎ガード塗布)

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! こんにちは!皆さん毎日暑い中お疲れ様です。 本日は基礎塗装現場の紹介です。 基礎ガードの効果  1、ポリマーセメント系塗材が雨や二酸化炭素による基礎の中性化を抑制し、劣化による強度低下を防ぎます。  2,微弾性の塗膜が基礎巾木の微細なひび割れに柔軟に追従します。  3,人や環境に配慮した水系塗料です。 ①こちらは施工前の写真です。  高圧水洗浄は終わっています。 ②養生をして1回目の塗装  刷毛とウールローラーで平塗りします。 ③多孔質ローラー(マスチックローラー)で2回目の塗装  多孔質ローラーを使用して厚みを付けつつゆず肌状に仕上げます。 ④完了です。

現場ブログ

2025.08.01 更新

安城市 S様邸 外壁クリアー工事

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! 本日は外壁のクリアー塗装工事をしました。 外壁を塗装(下塗り+無機塗料2回塗り)後にクリアー塗装します。外壁塗装の対候性が上がります! 本日も暑かったです。 皆様も熱中症対策をして夏を乗り切りましょう!

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2025.07.27 更新

外壁塗装の色の決め方と組み合わせのコツ

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! 外壁塗装の色の決め方と組み合わせのコツ~失敗しない色選びの極意~ 【はじめに】外壁の色は住まいの印象を大きく左右する 外壁塗装の際、機能性や耐久性と同じくらい重要なのが「色選び」です。外壁の色は、家の印象を大きく左右し、街並みにも影響します。しかし、「サンプルでは良く見えたのに実際に塗ったらイメージと違った…」という失敗談も少なくありません。 この記事では、後悔しないための外壁色の選び方と、色の組み合わせのコツをわかりやすく解説します。ぜひあなたの理想の住まい作りにお役立てください。 【1】外壁塗装で選ばれる主な色とその印象 外壁に使われる色は、単に好みだけで選ばれるものではなく、印象・メンテナンス性・周囲との調和なども重要な要素です。以下は、よく選ばれる代表的なカラーとその印象です。 ●ホワイト系(白・アイボリー) 清潔感、開放感、明るい印象 周囲の色と調和しやすいが、汚れが目立ちやすい ●グレー系(ライトグレー〜チャコールグレー) シックで上品、落ち着いた雰囲気 汚れが目立ちにくく、和洋どちらの家にも合う ●ベージュ・クリーム系 柔らかく、親しみやすい印象 汚れも目立ちにくく、長く人気の定番カラー ●ブラウン系 温かみ、ナチュラルな印象を演出 木目調や自然素材の家と相性が良い ●ネイビー・ブルー系 洗練された印象、都会的な雰囲気 周囲の景観や屋根色との調和がカギ ●ブラック系 高級感、重厚感、モダンな印象 汚れは目立ちにくいが、色あせには注意 【2】色の決め方の基本ステップ 失敗しないためには、順を追って色を決めていくのが大切です。 ①周囲の環境を確認する まず自宅の立地や周囲の建物の色をチェックします。住宅地では浮かない色、逆に個性を出したいなら大胆な配色もありですが、調和も重要な要素です。 ②屋根・サッシ・玄関とのバランスを考慮 屋根や窓枠、玄関ドアなどは塗装しない場合が多いため、それらと調和する外壁色を選ぶ必要があります。特に屋根が濃色の場合、壁を明るくしてコントラストをつけるとバランスが取れます。 ③面積効果を理解する 「面積効果」とは、同じ色でも大きな面積で見ると色が明るく感じられる現象のこと。サンプルでは落ち着いた色に見えても、実際の外壁に塗ると派手に感じることがあります。少し暗めの色を選ぶのがポイントです。 ④塗料メーカーのカラーシミュレーションを活用 各塗料メーカーや施工業者では、カラーシミュレーションを提供しています。実際の住宅写真を使って色の組み合わせを試すことで、完成後のイメージが掴みやすくなります。 【3】色の組み合わせのコツ~センス良く仕上げるために~ 外壁色は1色だけでなく、2色や3色で構成されることも多くあります。バランスよく仕上げるための配色テクニックを紹介します。 ●ベース・アクセント・ポイントの3構成で考える ベースカラー(70%程度):建物全体の印象を決めるメインカラー アソートカラー(25%程度):ベースと屋根などをつなぐ中間色、サブカラー アクセントカラー(5%程度):玄関や窓枠などに使う差し色 このバランスで配色を考えると、まとまりのある外観に仕上がります。 ●トーンを統一すると失敗しにくい 同じ系統の色味(ウォーム系やクール系)でまとめると、統一感のある配色になります。例えば、ベージュとブラウン、グレーとネイビーなど。 ●上下で色を分ける場合のコツ ツートンカラーにする場合、上を明るく・下を濃くするのが基本。安定感があり、建物が引き締まって見える効果があります。逆に上下の色の差が小さすぎると、ぼやけた印象になるため注意しましょう。 【4】人気の配色パターン5選 実際によく選ばれる人気の配色をいくつかご紹介します。 ①ベージュ × ブラウン(ナチュラル系) → 優しく温かみのある印象で、どんな地域にもなじみやすい ②ホワイト × ネイビー(スタイリッシュ系) → 清潔感とモダンさを両立。都会的な雰囲気を演出 ③グレー × ブラック(シンプルモダン系) → 重厚感と高級感を出しつつ、飽きがこない組み合わせ ④クリーム × オフホワイト(上品ナチュラル系) → 優雅で明るい雰囲気。高齢の方にも人気 ⑤グレージュ × チャコールグレー(シックモダン系) → 最近のトレンドカラー。センス良く見える配色 【5】色選びでよくある失敗と対策 ●小さなサンプルで決めてしまう → A4以上の大きめサンプルを取り寄せ、屋外で確認を。時間帯による見え方の変化も要チェック。 ●流行だけで選ぶ → トレンドカラーも良いですが、10年単位で塗り替えないことを考えると、長く愛せる色を選ぶことが大切です。 ●色の主張が強すぎる → 特に濃色や原色系は、周囲の景観と合わないことがあります。アクセントにとどめるのが無難です。 【6】カラーシミュレーションと実物確認のすすめ 施工前にはカラーシミュレーションを活用しましょう。自宅の外観写真を使えば、より現実的な完成イメージを確認できます。さらに可能であれば、実際の施工事例を見学するのもおすすめです。 また、外壁は太陽光や周囲の反射によって見え方が変わるため、朝・昼・夕方それぞれで色を確認するのも忘れずに。 【まとめ】外壁色は「調和」と「個性」のバランスがカギ 外壁塗装の色選びは、単なる「好き嫌い」だけでなく、環境や素材、家全体の調和を考えることが大切です。 以下のポイントを押さえることで、後悔のない色選びができます。 周囲とのバランスを意識する 屋根やサッシとの調和を図る 面積効果に注意する ベース・サブ・アクセントの三構成で考える カラーシミュレーションを活用する 色の選び方一つで、家の印象はがらりと変わります。ぜひこの記事を参考に、あなただけの理想の住まいを彩るベストカラーを見つけてください。

塗装の豆知識

2025.07.24 更新

ベランダトップコートの早期対策の実施が必要な理由

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! ベランダのトップコートの早期対策の実施が必要な理由 住宅の中でも日常的に見落とされがちなのが、ベランダの防水層のメンテナンスです。ベランダには、雨風や紫外線を直接受ける場所でありながら、普段あまり気にされない部分でもあります。しかし、防水機能が失われてしまうと、雨漏りや躯体の劣化を引き起こし、住宅全体の耐久性に大きな影響を与えることになります。この記事では、ベランダのトップコートの重要性と、おすすめの対策・タイミングについて解説します。 トップコートとは? 「トップコート」とは、防水層の上に塗られる保護塗料のことです。多くの住宅で採用されているFRP(繊維強化プラスチック)防水やウレタン防水などの上に、最後に塗り重ねる仕上げ材として使用されます。 トップコートの主な役割は以下の通りです: 紫外線から防水層を保護する 摩耗や劣化から防水層を守る 美観の維持(色あせ防止や清掃性) トップコートが劣化するとどうなる? トップコートが劣化すると、直接防水層が紫外線や雨水にさらされることになります。その結果、以下のようなトラブルが発生します。 1. 防水層のひび割れや剥離 トップコートがはがれると、内部の防水層が急速に劣化します。FRP防水は非常に強い素材ですが、紫外線には弱いため、数年放置するだけでひび割れや変色が起こります。 2. 雨漏りのリスクが高まる ひび割れから雨水が侵入し、建物の内部へ染み込むことで、構造体の腐食や雨漏りの原因となります。最悪の場合、天井から水が漏れて室内の家具や電化製品に被害が及ぶことも。 トップコートの寿命とメンテナンス時期 トップコートの寿命はおおよそ5年と言われています。しかし、日当たりの良い場所や風通しの悪い場所では、3年程度で劣化することも珍しくありません。 劣化のサイン 表面が粉をふいたように白っぽくなる(チョーキング現象) 色あせ ひび割れや浮き コケ・カビの発生 これらの症状が現れた場合は、早めのトップコート再施工が必要です。 早期対策のメリット 1. 防水層の延命 トップコートを定期的に塗り替えることで、下地の防水層を10年〜15年にわたって保護できます。これにより、高額な防水工事の必要性を先送りすることが可能です。 2. 美観の維持 ベランダが美しく保たれることで、住まい全体の印象も良くなります。特にマンションや賃貸住宅では、資産価値を維持するためにも美観の管理は重要です。 3. コストの削減 トップコートのみの塗り替えであれば、費用は数万円〜10万円程度で済みます。一方、防水層からやり直す場合は20〜40万円以上かかるケースもあるため、定期メンテナンスの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いのです。 おすすめのトップコート材料と施工の流れ ■ トップコートの種類 種類 特徴 耐用年数 ウレタン系 柔軟性あり。施工が簡単。 約3〜5年 アクリルウレタン系 紫外線に強く美観長持ち 約5〜7年 シリコン系 耐久性抜群で汚れにも強い 約7〜10年 **おすすめは「アクリルウレタン系」または「シリコン系」**です。特にメンテナンスサイクルを長くしたい方には、シリコン系が最適です。 ■ 施工の流れ 清掃・高圧洗浄:汚れやカビをしっかり除去 下地処理:ひび割れの補修やケレン作業 プライマー塗布:密着性を高めるための下塗り トップコート塗布:2回塗りでムラなく施工 施工のタイミングは「晴天・湿度が低い日」に トップコートの施工は乾燥が重要なため、梅雨や台風のシーズンは避けるのが賢明です。ベストタイミングは、春や秋の晴れた日。夏場でも可能ですが、施工者の体調管理に注意が必要です。 まとめ:ベランダトップコートは“早めの塗り替え”が住宅を守る第一歩 トップコートは、防水層を守る最前線の存在です。その劣化を放置すると、雨漏りや建物の劣化へとつながり、後々大きな費用が発生するリスクを抱えることになります。 早めに対応すれば、費用も抑えられ、安心して暮らせる住まいを保つことができます。ぜひこの機会に、ベランダの状態をチェックしてみてください。5年ごとのメンテナンスが、家全体の寿命を延ばすカギになるのです。 この記事のポイントまとめ トップコートは防水層を守る保護塗料 劣化のサインを見逃さず、5年を目安にメンテナンス アクリルウレタン系やシリコン系の塗料がおすすめ 早期対応で雨漏りや高額な修繕費を予防可能

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2025.07.23 更新

1級塗装技能士とは?

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! 1級塗装技能士とは?その資格と価値を徹底解説 外壁塗装や建築塗装の現場でよく耳にする「1級塗装技能士」。 「国家資格」「職人の証」と言われますが、具体的にはどのような資格なのかご存じでしょうか? この記事では、「1級塗装技能士とは何か?」という基本的な部分から、試験内容、取得するメリット、そして実際に塗装工事を依頼する際の見極め方まで、わかりやすく解説していきます。塗装業界での信頼性を示す重要な資格だからこそ、業者選びの参考にしていただければと思います。 1級塗装技能士とは? 1級塗装技能士とは、「塗装」に関する高い技術力と知識を有することを証明する国家資格のひとつです。 この資格は「技能検定制度」に基づき、厚生労働省と各都道府県が実施しているもので、正式には「建築塗装作業」や「鋼橋塗装作業」といった職種に分かれています。 国家資格であるため、誰でも簡単に取得できるものではなく、実務経験や実技・学科試験を通じて厳しく評価されます。   技能検定制度とは? まず「技能検定制度」について少し触れておきましょう。 これは厚生労働省が定めた、技術者・技能者の知識と技術レベルを評価・証明する制度で、全部で130職種以上に分類されています。塗装業界もその対象となっており、等級は主に「3級(初級)」「2級(中級)」「1級(上級)」に分かれています。 1級は最上位資格であり、実務経験が豊富で、かつ高度な技能を持っていることを示す称号です。 塗装技能士の種類 塗装技能士は、塗装分野によっていくつかの専門職種に分かれます。代表的なものは以下の通りです。 建築塗装作業:戸建て住宅やマンション、ビルなどの建築物に関する塗装 鋼橋塗装作業:鉄骨や橋梁など、鋼材構造物の塗装 噴霧塗装作業:スプレーガンなどを用いた塗装作業 それぞれにおいて1級の取得が可能ですが、最も一般的で住宅塗装に直結するのは「建築塗装作業」の1級です。 1級塗装技能士になるには?(試験概要) 【受験資格】 原則として、7年以上の実務経験が必要です。 ただし、以下のような条件を満たす場合は短縮も可能です: 2級塗装技能士を取得済み:2年以上の実務経験で受験可能 指定校卒業者:年数短縮されるケースあり 【試験内容】 試験は「学科試験」と「実技試験」の2つから構成されています。 ■ 学科試験(筆記) 材料の種類や特徴 塗装工程の知識 安全衛生 関連法規など マークシート形式で出題されます。基礎知識だけでなく、現場での応用力が問われます。 ■ 実技試験 実際に塗板(といた)や模擬壁面を使い、指定された手順で塗装を行います。 評価されるポイントは以下の通り: 作業手順の正確さ 道具の使い方 塗りムラや垂れの有無 仕上がりの美しさ 技能士としての丁寧な仕事が求められます。スピードではなく「仕上がり重視」で審査されるのが特徴です。 1級塗装技能士のメリット 1. 高度な技術力の証明になる 1級資格は「塗装職人の頂点」と言っても過言ではありません。 建物の長寿命化や美観維持のために、正しい塗料の選定・下地処理・塗り重ね工程など、すべてにおいて確かな技術が求められます。 2. 顧客からの信頼につながる お客様が業者を選ぶ際、「1級塗装技能士が在籍しています」と謳っているだけで安心感があります。 技術に加え、国家資格という裏付けが信頼を生むのです。 3. 施工管理や現場監督の役割も担える 1級資格者は、職長(現場責任者)や新人指導を任されることも多く、リーダーとして現場を引っ張っていく存在になります。 4. キャリアアップ・独立に有利 資格を持っていることで、昇給・昇格・独立開業においても優位に働きます。実力と信頼を兼ね備えた職人として、仕事の幅が広がるのです。 1級技能士がいる業者を選ぶべき理由 外壁塗装の仕上がりは、職人の腕によって大きく左右されます。 どんなに高品質な塗料を使っても、施工が雑であれば性能は発揮できません。 だからこそ、「1級塗装技能士」が在籍している業者を選ぶことは非常に重要です。以下のような安心感があります。 下地処理から仕上げまで手抜きがない 見えない部分もしっかり施工 塗装の持ちが良い 適切な施工アドバイスがもらえる もちろん、資格がすべてではありませんが、技術力と経験の証であることは間違いありません。 資格者がいるかどうかの確認方法 見積もりを依頼する際や現地調査時に、以下のように確認してみましょう。 「1級塗装技能士の方が施工されますか?」 「何名の1級技能士が在籍していますか?」 「資格証のコピーを見せてもらえますか?」 真面目な業者であれば、快く答えてくれるはずです。 よくある誤解と注意点 「資格があれば誰でも上手いの?」 → 答え:必ずしもそうとは限りません。 技術は資格だけでなく、「日々の現場経験」や「誠実さ」によって磨かれていきます。 資格の有無に加えて、口コミや実績、施工写真も合わせてチェックしましょう。 まとめ:1級塗装技能士は信頼と技術の証 1級塗装技能士とは、塗装業界における「最上級の技能資格」であり、技術力・知識・経験を兼ね備えた職人の証です。 この資格を持つ職人がいる業者は、丁寧な仕事を行い、長期的に満足できる外壁塗装を提供してくれる可能性が高いです。 塗装業者を選ぶ際は、ぜひ「1級塗装技能士が在籍しているかどうか」を確認してみてください。

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2025.07.22 更新

ラジカル性能とは?

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! 外壁塗装で注目の「ラジカル塗料」とは?その性能とメリットを詳しく解説! 近年、外壁塗装の現場で「ラジカル塗料」という言葉を耳にすることが増えてきました。これまで一般的だったウレタン塗料やシリコン塗料に比べて、新しい塗料カテゴリーとして注目を集めており、性能とコストパフォーマンスのバランスが優れていると評価されています。 では、この「ラジカル塗料」とは一体どのような塗料なのでしょうか?今回は、ラジカル塗料の性能、メリット・デメリット、どんな方におすすめなのかなど、外壁塗装をご検討中の方に向けて詳しくご紹介していきます。 ◆ ラジカル塗料とは? ラジカル塗料とは、「ラジカル制御型塗料」とも呼ばれる塗料で、劣化の原因となる「ラジカル」という物質の発生を抑える機能を持った塗料のことです。 この「ラジカル」とは、塗料中の顔料に含まれる酸化チタン(白色顔料)が紫外線を受けたときに発生する非常に活性の高い化学物質で、これが塗膜を劣化させる原因とされています。具体的には、塗膜のチョーキング(白い粉が浮く現象)やひび割れ、変色といった症状を引き起こします。 ラジカル塗料は、このラジカルの発生を抑制したり、発生しても無害化したりする「ラジカル制御技術」が使われており、従来の塗料よりも塗膜の劣化を遅らせることができるのです。 ◆ ラジカル塗料の仕組み ラジカル制御塗料には、主に以下の2つのテクノロジーが使われています: 高耐候性酸化チタン(改良型顔料) 従来の酸化チタンよりも表面をコーティングすることで、紫外線によるラジカルの発生を抑制します。 光安定剤(HALS) 万が一ラジカルが発生しても、それを無害化する働きを持つ安定剤。塗膜の劣化をさらに防止する役割を果たします。 この2つの仕組みによって、紫外線にさらされる屋外環境でも塗膜が長持ちし、建物の美観と防水性を長く維持することが可能になるのです。 ◆ ラジカル塗料の主なメリット 1. 耐候性が高い ラジカル塗料の最大の特徴は、紫外線による劣化を抑えられる点です。これにより、従来のシリコン塗料よりも長期間、外壁を美しく保つことができます。 2. コストパフォーマンスが優れている 耐用年数は約12〜15年とされており、フッ素塗料に近い耐久性がある一方で、価格はシリコン塗料と同等かやや高め程度です。費用対効果が非常に高いといえます。 3. チョーキング現象が起きにくい 劣化の指標であるチョーキング現象(外壁を触ると白い粉がつく)は、ラジカル制御によって起きにくく、見た目の劣化を感じにくい点も魅力です。 4. 多くの下地に対応 モルタル、サイディング、ALCなど様々な外壁材に対応しており、塗替えの自由度が高いのもポイントです。 ◆ デメリット・注意点 どんな塗料にも短所はあります。ラジカル塗料の注意点も確認しておきましょう。 1. 色の選択肢が少なめ ラジカル塗料は、耐候性の高い白系や淡色が得意ですが、濃色や原色系は色褪せが早く出やすいことがあります。色の選び方には少し注意が必要です。 2. 製品による品質差がある 「ラジカル制御型塗料」は各メーカーが開発しているため、性能や耐用年数にばらつきがあります。信頼できるメーカーや実績のある塗料を選ぶことが重要です。 3. 完全無敵ではない 紫外線に強いとはいえ、風雨や塩害、立地条件によるダメージは避けられません。定期的な点検やメンテナンスは必須です。 ◆ 代表的なラジカル塗料 ここでは、日本国内で特に人気のあるラジカル塗料をいくつかご紹介します。 ● 日本ペイント「パーフェクトトップ」 ラジカル制御技術をいち早く採用した定番の外壁塗料。シリコン以上の耐候性とコストのバランスが良く、多くの現場で使用されています。 ● エスケー化研「プレミアムシリコン」 高耐候性・低汚染性を備えたラジカル制御型塗料。塗膜の柔軟性もあり、ひび割れに対する追従性も優れています。 ● ロックペイント「ハイパービルロックセラ」 高い耐候性と施工性を両立し、ラジカル塗料としての完成度が高い商品。カラーバリエーションも比較的豊富です。 ◆ ラジカル塗料はこんな方におすすめ! 外壁の塗り替えサイクルを少しでも長くしたい方 コストを抑えつつも耐久性の高い塗料を選びたい方 チョーキングや色褪せを防ぎたい方 フッ素塗料までは手が出せないが高性能な塗料を求める方 このような方には、ラジカル塗料が非常にマッチします。 ◆ まとめ:ラジカル塗料は「次世代のスタンダード」 ラジカル塗料は、従来のシリコン塗料とフッ素塗料の中間的な位置付けであり、性能とコストのバランスが非常に優れた塗料です。高い耐候性と長寿命、低チョーキング性を兼ね備えており、今後ますます需要が高まっていくことが予想されます。 外壁塗装は10年単位の大きな投資です。「次に塗り替えるなら、少しでも長持ちさせたい」と考える方にこそ、ラジカル塗料はおすすめです。ぜひ、塗料選びの選択肢のひとつとして、ラジカル塗料を検討してみてください。

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2025.07.21 更新

遮熱塗料とは?

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! 【保存版】外壁塗装の遮熱塗料とは?特徴と利点を徹底解説! 夏場の猛暑が年々厳しくなる中、注目を集めているのが「遮熱塗料」です。外壁塗装を検討する際に、「少しでも室内の温度を下げたい」「エアコン代を節約したい」という方にとって、遮熱塗料は非常に有効な選択肢となります。 この記事では、遮熱塗料の特徴や仕組み、他の塗料との違い、そして導入するメリット・注意点について、詳しく解説していきます。 遮熱塗料とは?基本の仕組みを理解しよう 遮熱塗料とは、太陽光に含まれる近赤外線(熱線)を反射する機能を持つ塗料のことです。近赤外線は、太陽光の約50%を占めており、このエネルギーが建物の表面温度を上昇させ、室内の温度を高める大きな要因となっています。 遮熱塗料はこの近赤外線を反射し、外壁や屋根の表面温度の上昇を抑えることで、建物内部への熱の侵入を軽減してくれます。 遮熱塗料の特徴 1. 赤外線反射顔料を使用 遮熱塗料は、赤外線を反射する特殊な顔料を含んでおり、太陽光の中でも特に熱を発生させる近赤外線を反射します。これにより、塗装面の温度上昇を防ぎます。 2. 屋根・外壁の表面温度を大幅に低下 通常の塗料では、夏場に外壁や屋根が60℃〜70℃に達することもありますが、遮熱塗料を使用することで10℃〜20℃ほど温度を下げることが可能です。 3. 白系・明るい色ほど効果が高い 遮熱効果は塗料の色にも左右され、白やベージュ、パステルカラーなど明るい色ほど赤外線をよく反射し、遮熱性能が高まります。一方、黒や濃い色は吸収しやすいため、効果が下がる傾向にあります。 遮熱塗料の主な利点 1. 室内の温度上昇を抑える 遮熱塗料を使うことで、建物内部の温度が2℃〜4℃程度下がるケースもあります。特に、直射日光が当たりやすい2階や屋根裏の温度上昇を抑えられるため、夏場の快適性が格段にアップします。 2. エアコンの負荷軽減と電気代の節約 室温が下がれば、その分エアコンの稼働も減少し、結果的に電気代の節約につながります。家庭によっては、年間数千円〜1万円以上の節電効果が見込めることも。 3. 建物の劣化スピードを抑える 外壁や屋根が高温になると、塗膜や建材の劣化が早まります。遮熱塗料で表面温度を下げることにより、素材の熱膨張や紫外線ダメージを軽減でき、建物を長持ちさせることにもつながります。 4. ヒートアイランド対策にも有効 都市部で問題となっているヒートアイランド現象(地表温度の上昇)にも、遮熱塗料は効果的です。個人の住宅だけでなく、商業施設や公共施設でも積極的に採用が進んでいます。 遮熱塗料と断熱塗料の違い 遮熱塗料と混同されがちなのが「断熱塗料」です。以下のように効果と仕組みが異なります。 種類 仕組み 効果 主な目的 遮熱塗料 赤外線を反射 表面温度の上昇を防ぐ 室内の温度上昇を抑制 断熱塗料 塗膜に空気層を作る 熱の伝導を抑える 室温の維持(夏涼しく、冬暖かく) 遮熱塗料は主に「夏の暑さ対策」に特化していますが、断熱塗料は「夏・冬の両方に対応」する特性を持ちます。 遮熱塗料の注意点とデメリット ・濃色では効果が薄い 先述の通り、黒や紺など濃い色は赤外線の吸収率が高いため、遮熱効果が十分に得られない可能性があります。デザインとの兼ね合いが必要です。 ・初期費用がやや高め 一般塗料と比較すると、遮熱塗料は材料費が高く、施工費用も若干上がります。ただし、長期的な節電効果や耐久性を考慮すれば、コストパフォーマンスは十分高いと言えます。 ・地域によっては必要性が低い 北海道や東北地方など、夏の気温がそれほど上がらない地域では、遮熱塗料の効果があまり実感できない場合もあります。気候条件に応じた選定が必要です。 遮熱塗料が向いている建物とは? 遮熱塗料は、以下のような建物に特におすすめです。 南向きで日当たりの良い住宅 屋根裏の熱がこもりやすい家 工場や倉庫など大型施設 高齢者や小さなお子様がいる家庭 エアコンの使用頻度が高い家庭 また、屋根やベランダ床、外壁など複数箇所に遮熱塗料を使用することで、より効果を高めることが可能です。 まとめ:遮熱塗料で快適・省エネな住まいを実現しよう! 遮熱塗料は、夏の暑さによるストレスや電気代の負担を軽減してくれる現代の住宅に欠かせない塗料のひとつです。初期費用こそやや高いものの、長期的に見れば省エネ・快適性・建物保護と、トータルで大きなメリットがあります。 外壁や屋根の塗装を検討している方は、ぜひ遮熱塗料の導入を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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2025.07.12 更新

外壁の塗り替えサイン チョーキングとは?

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。 宜しくお願い致します! 長く安心して住める住環境を整えましょう! ■ チョーキングとは? チョーキング(白亜化現象とも言います)とは、外壁の表面を手で触れたときに、白い粉が手に付く現象です。 この白い粉の正体は、塗料に含まれている顔料(色の元)や樹脂が紫外線や雨風により分解・劣化したものです。 ■ チョーキングが起こる原因 チョーキングは、次のような要因によって発生します: 紫外線による劣化  外壁は日中ずっと太陽光にさらされています。特に紫外線は塗料の樹脂成分を破壊し、分解された顔料が粉状になります。 風雨や排気ガスの影響  雨風によって塗膜が少しずつ削られ、排気ガスや汚染物質との化学反応でも塗膜が弱っていきます。 耐用年数の超過  どんな塗料も永遠には持ちません。耐用年数(おおよそ10〜15年)を超えると塗膜が劣化し、チョーキングが起こりやすくなります。 ■ チョーキングの見分け方 誰でも簡単に確認できます。次の方法でセルフチェックしてみましょう: 外壁の色がくすんで見える。 外壁を手で触ってみる。 手に白っぽい粉がつけばチョーキングが起きている証拠。 💡注意点:チョーキングは白系の壁だけでなく、赤や青、黒系の壁でも起こります。その場合、手につく粉の色もその壁の色になります。 ■ チョーキングが起きるとどうなる? チョーキング現象が見られるということは、塗膜が機能を果たしていない状態です。以下のようなリスクがあります: 防水性の低下:雨水が壁に染み込みやすくなり、ひび割れやカビ、コケの発生につながります。 美観の悪化:粉っぽく色ムラが起き、見た目が古びて見える。 外壁材の劣化促進:塗膜が外壁材を守れなくなり、雨や紫外線の影響を直接受けるようになります。 ■ チョーキングが出たらどうすればいい? チョーキングが発生したら、外壁塗装のタイミングです。放っておくと以下のような問題が起こるため、早めの塗り替えをおすすめします。 塗膜の再形成:新しい塗料を塗ることで、外壁の保護性能や防水性能が復活します。 下地補修:塗装前に劣化した部分を補修することで、より長持ちする外壁になります。 外観リフレッシュ:色褪せた壁がきれいに生まれ変わり、見た目の印象もアップします。 ■ チョーキングが出ていない場合でも… 一部の塗料(無機塗料や高耐候性塗料など)は、チョーキングしにくい性質があります。 したがって、チョーキングが出ていない=塗り替え不要とは限りません。 他にも以下のような症状がある場合は要注意です: クラック(ひび割れ) 塗膜の剥がれや浮き カビや藻の発生 サイディングの反りや目地の割れ ■ まとめ チェックポイント 内容 チョーキングとは? 塗料の劣化で白い粉が出る現象 発生の原因 紫外線、雨風、耐用年数の経過 確認方法 外壁を触って粉が手につくか 発生後のリスク 防水性低下・美観劣化・外壁の傷み 対応策 早めの塗り替え・補修

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