外壁の塗り替えサイン チョーキングとは?
ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。
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■ チョーキングとは?
チョーキング(白亜化現象とも言います)とは、外壁の表面を手で触れたときに、白い粉が手に付く現象です。
この白い粉の正体は、塗料に含まれている顔料(色の元)や樹脂が紫外線や雨風により分解・劣化したものです。
■ チョーキングが起こる原因
チョーキングは、次のような要因によって発生します:
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紫外線による劣化
外壁は日中ずっと太陽光にさらされています。特に紫外線は塗料の樹脂成分を破壊し、分解された顔料が粉状になります。 -
風雨や排気ガスの影響
雨風によって塗膜が少しずつ削られ、排気ガスや汚染物質との化学反応でも塗膜が弱っていきます。 -
耐用年数の超過
どんな塗料も永遠には持ちません。耐用年数(おおよそ10〜15年)を超えると塗膜が劣化し、チョーキングが起こりやすくなります。
■ チョーキングの見分け方
誰でも簡単に確認できます。次の方法でセルフチェックしてみましょう:
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外壁の色がくすんで見える。
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外壁を手で触ってみる。
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手に白っぽい粉がつけばチョーキングが起きている証拠。
💡注意点:チョーキングは白系の壁だけでなく、赤や青、黒系の壁でも起こります。その場合、手につく粉の色もその壁の色になります。
■ チョーキングが起きるとどうなる?
チョーキング現象が見られるということは、塗膜が機能を果たしていない状態です。以下のようなリスクがあります:
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防水性の低下:雨水が壁に染み込みやすくなり、ひび割れやカビ、コケの発生につながります。
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美観の悪化:粉っぽく色ムラが起き、見た目が古びて見える。
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外壁材の劣化促進:塗膜が外壁材を守れなくなり、雨や紫外線の影響を直接受けるようになります。
■ チョーキングが出たらどうすればいい?
チョーキングが発生したら、外壁塗装のタイミングです。放っておくと以下のような問題が起こるため、早めの塗り替えをおすすめします。
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塗膜の再形成:新しい塗料を塗ることで、外壁の保護性能や防水性能が復活します。
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下地補修:塗装前に劣化した部分を補修することで、より長持ちする外壁になります。
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外観リフレッシュ:色褪せた壁がきれいに生まれ変わり、見た目の印象もアップします。
■ チョーキングが出ていない場合でも…
一部の塗料(無機塗料や高耐候性塗料など)は、チョーキングしにくい性質があります。
したがって、チョーキングが出ていない=塗り替え不要とは限りません。
他にも以下のような症状がある場合は要注意です:
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クラック(ひび割れ)
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塗膜の剥がれや浮き
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カビや藻の発生
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サイディングの反りや目地の割れ
■ まとめ
チェックポイント | 内容 |
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チョーキングとは? | 塗料の劣化で白い粉が出る現象 |
発生の原因 | 紫外線、雨風、耐用年数の経過 |
確認方法 | 外壁を触って粉が手につくか |
発生後のリスク | 防水性低下・美観劣化・外壁の傷み |
対応策 | 早めの塗り替え・補修 |