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台風時の注意点と対処方法

塗装の豆知識 2025.09.04 (Thu) 更新

ライトペイント髙井です。安城市、刈谷市、知立市を中心に西三河で外壁塗装、防水工事をしております。
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外壁塗装工事中の台風時における足場等の注意点と対応

外壁塗装工事は、建物を長持ちさせ、美観を保つために欠かせない工事ですが、工事期間中に思わぬ自然災害が発生することもあります。特に日本は台風の通り道にあたり、7月から10月にかけて台風が頻発します。台風は強風や豪雨を伴うため、工事現場の安全に大きな影響を及ぼし、とりわけ足場の管理や対応は非常に重要です。

この記事では、外壁塗装工事中に台風が接近・通過する際の足場に関する注意点や対応方法を詳しく解説していきます。


1. 足場が台風時に危険となる理由

外壁塗装工事では必ず足場を設置します。足場は作業員が安全に作業できるようにするためのものですが、台風時にはリスク要因にもなります。

  • 強風による転倒リスク

    足場は鋼管やクランプでしっかり固定されていますが、台風の猛烈な風により揺れたり、最悪の場合は倒壊する恐れがあります。特にメッシュシート(養生シート)を張ったままだと、風を大きく受けて「帆」のようになり、転倒リスクが高まります。

  • 資材の飛散

    足場に固定していた部材や工具が強風で飛ばされると、歩行者や近隣住宅に被害を与えかねません。

  • 雨水による影響

    大雨によって足場の設置部分(地面)がぬかるみ、支柱が不安定になる場合もあります。

このように、足場は台風時に特に注意が必要な設備なのです。


2. 台風接近前に行うべき足場の対応

台風の被害を最小限に抑えるためには、事前準備が欠かせません。以下の対応は必ず行うべき重要ポイントです。

(1) 養生シートの取り外し・結束

外壁塗装中は塗料の飛散防止や作業効率のためにメッシュシートを張ります。しかし、台風時はこれが強風を受けやすくなるため、必ず外すか、たたんで結束して風の影響を小さくします。

(2) 足場の固定を再点検

  • ジャッキベースがしっかり地面に設置されているか

  • クランプや連結部分に緩みがないか

  • 建物との緊結部材(アンカー)が外れていないか

これらを職人や現場監督が再度確認し、必要に応じて補強します。

(3) 飛散物の撤去

足場に掛けている養生材、工具、バケツ、ペンキ缶などはすべて片付け、飛散防止を徹底します。

(4) 足場周辺の安全確認

建物の周囲にある自転車、植木鉢、物干し竿なども飛散物になり得るため、施主や近隣に協力を依頼し、あわせて整理します。


3. 台風通過中の注意点

台風接近中や通過中は、当然ですが工事は全面的に中止です。足場に近づくことは非常に危険です。

  • 強風時に足場に上がることは厳禁

  • シートが外れていないかを確認したい気持ちはあっても、人が見に行くのは危険

  • 基本的には「安全第一」で、人命を守ることを優先

職人や現場管理者も現場には立ち入らず、状況確認は台風が完全に過ぎてから行うのが鉄則です。


4. 台風通過後の足場点検

台風が過ぎ去ったら、足場や現場の状況を確認します。

(1) 足場の点検

  • 足場のぐらつきがないか

  • 支柱の沈みや傾きがないか

  • クランプやジョイント部分が緩んでいないか

  • 落下物や変形している部材がないか

もし異常が見つかった場合は、すぐに補修または組み直しを行います。

(2) シートや養生の再設置

取り外していた養生シートを再度設置します。このとき、破れている箇所や劣化している部分がないかも確認しながら行います。

(3) 工事の再開判断

足場の安全が確認できて初めて工事を再開します。安全確認を怠ると事故につながるため、現場監督が責任をもって判断することが重要です。


5. 施主側ができること

施主(お客様)は、専門的な作業を行う必要はありませんが、協力できることもあります。

  • 台風前にベランダや庭の物を片付けておく

  • 工事業者からの連絡に従い、シートの取り外しや工事中断について理解する

  • 万が一足場に異常を見つけた場合は、無理に触らず、すぐに業者へ連絡する

台風時は「工事の遅れより安全が最優先」であることを理解しておくと安心です。


6. 業者選びのポイント

台風時の対応は、信頼できる業者を選ぶことでも大きく変わります。

  • 台風接近前に必ず点検や養生をしてくれるか

  • 緊急時の連絡体制が整っているか

  • 安全管理に関する説明を事前にしてくれるか

こうした業者であれば、万が一の時も安心して任せられます。


まとめ

外壁塗装工事中の台風は、足場を中心に多くのリスクを伴います。

  • 台風前は養生シートを外し、足場や飛散物の点検・整理を徹底する

  • 台風中は工事を中止し、人命を最優先にする

  • 台風後は必ず安全確認を行い、問題なければ工事を再開する

工事の進捗も大切ですが、最も大切なのは安全です。足場は便利で必要不可欠なものですが、台風時には大きな危険要因にもなります。業者と施主が協力し、安全第一で対応することで、安心して外壁塗装工事を進めることができるでしょう。

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